バンドBについて

Base Ball Bear( 棒球熊 ) バンドBについて歌詞
1.CRAZY FOR YOUの季節

作詞:小出祐介
作曲:小出祐介

海みたいな彼女が笑った 一口齧った檸檬が成る街で
悪酔いしそうな情熱が 水飛沫あげて、ゆらり、波立った

眠りの森 あの2人抜け出して 空中都市へ逃れ消えていった
2月のプールに沈めたBREEZEを 思い出し、口笛は重く響く

鶴でも折って泣いたって、風穴塞がらず
クリティカルな感傷は滲み出していく
窓、少し開けてみてよ 雨雲の遥か下に
シュノーケルつけた人々が描く地上絵

CRAZY FOR YOUの季節が ざわめく潮騒の様で
氷漬けの気持ちを溶かすから 海みたいに街中、光って

南風があなたに灯った 突き放したい位、幸せな影
動かなくなった観覧車 見上げてるだけで 水色になって

星座紡いで待ったって 花火、打ち上がらず
湿気った秘密だけを抱えた記憶

返り血浴びる程に誰かの心を
誰かが見つめる
季節は近い

CRAZY FOR YOUの季節が ざわめく潮騒の様で
氷漬けの気持ちを溶かすから 海みたいに街中、光って

CRAZY FOR YOUの季節が ざわめく潮騒の様で
氷漬けの気持ちを溶かして 海みたいに彼女が笑った


2.ラビリンスへのタイミング


3.極彩色イマジネイション

(新しいイマジネイション ver.)
作詞:小出祐介
作曲:小出祐介

街の中を浸してく極彩色風景
街の中を浸してく極彩色風景

人波が繊細なキルトに見えて歩道橋
誰かの影跨いで縞馬柄に紛れる俺
いつの間に傍にいた女の子が消えた
海水浴に出かけた彼女は36色の一部

街の中を浸してく極彩色風景 イマジネイション
街の中を浸してく極彩色風景 全開にして

胸騒ぎの音 遊園地の火事の様な
素晴らしい午後は今日もブリザード吹く森だった
思い出主義に走って 「今が昔」状態に
夕日で描く肖像画 なんて寂しい色使い

街の中を浸してく極彩色風景 君の色が
街の中を浸してく極彩色風景、蘇っていく

神経質にセットされた空を崩さないように
矯正されたビルを横目 街の縫い目を歩いていく
等間隔の照明 色気なき緑 デタラメな恋人達
無意味なお飾りはやめてくれ

街の中を浸してく極彩色風景、イマジネイション
街の中を浸してく極彩色風景、全開にして
街の中を浸してく極彩色風景、君の色が
街の中を浸してく極彩色風景、蘇っていく


4.サテライト・タウンにて


5.彼氏彼女の関係

作詞:小出祐介
作曲:小出祐介

彼氏彼女の関係 街の中へ吸い込まれて、消えてく
だから今日も哀しく彩られて

13月のボーイミーツガール 少し季節を超えてる2人
乾燥した唇の味の感想伝え合って
田園風景に立ちすくんでいる様な透明感隠さずに、
夕方世代の次の世界

彼氏彼女の関係 街の中に溢れ返っては、失せてく
俺は今日も街と海を重ねた
哀愁色に暮れる少女の眼に映った細波
ハート型の波紋が嘘っぽく広がっていく

綺麗な服に飾られ、君はお辞儀して1度笑った
飛行機が上空に一文字書き割れた夏の日
頬杖ついて思い出してみても 今は冷めた珈琲が淋しいだけの朝

君色の街を、南の海を、想起して息継ぎをする
濡れた顔を急いで拭って君の笑顔が目の前にあったなら、
素敵に笑えると思う

彼氏彼女の関係 街の中へ吸い込まれて、消えてく
だから今日も哀しく彩られて
彼氏彼女の関係 なりたいと思っていた俺も、消えてく
一掴みの思い出を道連れに


6.YUME is VISION


7.夕方ジェネレーション

作詞:小出祐介
作曲:小出祐介

渋谷系聴いて雨止み待ち。
君は三角座り。
ヒザの間に頭入れてコンパクトサイズ。
夕日の見えない夕方‥‥認めたくない。

人気のない住宅街、少年少女が
思春期における幸せ修羅場を演じている。
夕日の中で。それはそれは、オレンジで。

照明を3段目にして、即席夕方作れたりもする。

切なげなメロディーがお似合いのジェネレーション。
当たり前さ大当たり前。
積木みたいな条件で出来ている。
ふぞろいのシガラミで出来ているんだから…。
夕方ジェネレーション You gotta generation.
夕方ジェネレーション You gotta generation.

人類の進化だって夕方あたりだっていう。いう。

切なげなメロディーがお似合いのジェネレーション、夕方感大全開。
積木みたいな条件で出来ている、ふぞろいのシガラミで出来ている。
それが夕方ジェネレーション。
夕方ジェネレーション You gotta generation.
夕方ジェネレーション You gotta generation.
夕方ジェネレーション You gotta generation.
夕方ジェネレーション


8.SAYONARA-NOSTALGIA

作詞:小出祐介
作曲:小出祐介

やめてしまったの?詩を書くことも
結構良い事だと、思っていたんだけど

荒れていたんだろ?忘れてしまえよ
きっと、消そうと思えば
あっさりとしているんだ

ミニスカート揺らいで 小ぶりの胸 夏の涼風
フェンス越しに電車走って 渋谷の坂の上

求めた喪失感 さよなら

彼女見る幻影 地を這う女
もっと酷いものだって、別に構わない

お香を焚いて
バニラの香りが部屋にしだしたとたんに、窓を開けた

夕方腐っていた、昨年を思い出してみる
脱ぎ捨てた白いYシャツ それ以外は忘れた

失くした幻想観 さよなら

愛してるなんて言っていた気持ちが
どうもこうも笑えてくる
今日は現実的すぎる一日

今日も普通がいいや